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外務省インターンでシリコンバレーのスタートアップ<IT教育プラットフォームUdemy>に行ってみた

サンフランシスコでインターン中、心に残った6つのこと

滞在も残り2週間を切りました。

2015/3/5

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こんにちは。しばらく更新をしていませんでした。キャンペーンをうったり、自分の心身ともに様々な変化がったため、ブログの更新に至りませんでした。2月の終わりから3月にかけ、出会ったこと、思ったことについて書いてみます。 

今回はインターン中自分の感じたこと、思ったことをリアルにまとめて書いてみました。たくさんの想いが交差する中で自分の進む道を明確化している途中の人間です。参考になれば幸いです

1.就労経験がない中でのスタートアップ就労経験

 

もともとアメリカに住んでいた経験があるとはいうものの、ネイティブというわけでもありませんし、また、就労経験もなかったので、自分が何から始めればいいか等、何もわかりませんでした。

・自分で仕事を組み立てることの大変さ。

・英語力には困らなかったが、他の社員の頭の回転速度には追いつかない

・周りにはスタンフォード卒などの超エリート、エンジニアは数学博士

スタートアップに必要なものは、とにかく「速さ」。1つのプロジェクト(案件)でも、自分の最高のパフォーマンスで瞬殺させるのが特徴。そのあとは他のことに時間を当て、そのPDCAを常に行っていました。自分は正直その速さについていけませんでした。自身のゴールが大きすぎて、圧倒されるだけでした。

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2ヶ月が経ち、スタートアップ企業の状況は理解したものの、まだまだ自分の使えるスキル(自分で仕事を作るスキル)が備わっていないと感じました。

 

2.情報の伝達速度、多様性、人脈の繋がりやすさ

サンフランシスコ・シリコンバレー周辺は、様々な種類の「IT企業」が存在します。そしてそれに関連して、そこで働く人たちのコネクション作りの場も提供されています。自分が実際使ったイベント検索、予約サイトはこちらです。(私のいるUdemyもここにイベントを作っていました)

meetup

eventbrite

plancast

500 events

スタートアップだけでなく、Appleや、UberGoogle等も上記のイベントサイトにイベントをポストしています。アメリカは成果主義で、何事も自分中心のサイクルで自分の人生を作ると思っていましたが、自分が感じるに、日本よりも人脈形成を大切にし、そのつながりでお互いの成長を促しているのだと確信しました。

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また、これだけ多くの企業や、人材が集まると、アメリカだけでなく、世界から人が集まります。私のいるUdemyも、社員の6割以上はアメリカ国籍以外の方で、その状況が自然と作り出されています。ここで驚きだったのは、私のいるUdemyも、もともとはアメリカ発祥ではなく、CEO(社長)はトルコ人。いろんな人種、思考が重なり合って生まれるこの地(シリコンバレー)を選んだのでしょう。

 

3.最強のライフワークバランス

多様性、社員のイノベーション力担保のため、私のいるUdemyは特に社風として、自己成長を第一前提としています。社員第一、その上に会社のミッションである、「To Help anyone learn anything」「誰もが何でも学習できる助けとなる」があります。

・皆基本9時出勤、17時退社

・昼食は、ビュッフェ形式の無料社食(毎日メニュー変化)

・巨大なキッチン、コーヒーお菓子、ヨーグルト、パンなどいつでも食べ放題

・週末には社員同士の交流パーティー

正直全てに驚きを隠せませんでした。私のいるUdemyは特別かもしれませんが、極端なアメリカのスタートアップの例だと思います。最初の17時退社は、人によりますが、基本リアルに本当です。

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これは、とある平日水曜日の17時の状況です。エンジニアも、サポートも、営業も、皆いません。念のためですが、皆仕事をサボっているわけではありません。

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これは社内のキッチンでの夕方のこと、誰かの誕生日を祝っていました。自国は16時頃。一気に盛大に盛り上がり、楽しんだ後、仕事に戻りたい人は戻り、そのままここでみんなと交流をする人もいます。何よりコミュニケーションのしやすさ、風邪通しの良さを重視し、社員一丸となってビジネスを行う姿勢を肌で感じました。

 

4.「選択と集中がハンパない

みな短時間で自分の生産性を上げ、自分なりにスピードをコントロールし、仕事のオンとオフはきっちりしています。

・完璧なPDCA管理

・重要案件の順番決めと、きめ細かなスケジューリング

・基本的な業務を早く終わらせ、他の時間をその仕事の応用部分に使用

自分が2ヶ月滞在し、上の2つはなんとか自分でも身につけることができるようになったかともいます。(後日自分が使用していた常務効率化アプリを紹介します。)

自分に課題が出た部分としては、3つ目の応用力です。決められた業務に、自分がただ一捻りしたところで、なにも価値を持たず、時間がただ過ぎていくだけでした。他の人の状況を聞くと、最低でも4捻りくらいはしてました(笑)

また、自分自身は作業スピードが人よりも劣っていたため、19時くらいまで滞在しています。

 

5.結果ではなく、プロセスも見る

・完璧な実力、成果主義

WFH (Working From Home)の充実

・有給文化が存在しない

皆さんもご存知かとは思いますが、欧米の(特にスタートアップ)は実力主義成果主義です。「結果が命」であり、私のいるUdemyでもこの事実は存在します。

一方で「結果さえあれば、自分がいつどこで、なにをしていても大丈夫」です。
業務自体も主に皆ブラウザーを用いてクラウドで仕事しているので、業務の部分で困ることはありません。

特に驚いたのは、「有給」という文化が存在しません。
つまり、休みたいのであれば、日数を気にすることなく休めます。実際旅行に行ったり、家で仕事をしている人が多くいます。

そして、実力主義の採用現場もリアルなものでした。
事実、極端な例かもしれませんが、毎日数十人の方が面接に訪れ、毎週平均数人の方が入社しています。自分が知らないだけで、毎週何十人もの人が採用に関わっているということです。

 

6.なんでも挑戦できる人生形成を心がけることで生まれる仕事

実力主義成果主義という風潮はデメリットだけではありません。逆を言えば、自分の強みを最大限に生かし、価値ある仕事を自分から生み出し、その価値連鎖を生み出すことで、自由に、柔軟に仕事ができるというわけです。

インターン→正式採用というプロセスがおおいアメリカの人材プロセスは、その人がどんな強みを持ち、どんなことに貢献できるかを重視します。(一方で日本の新卒は、これからこの人にどんなことができるかの、のりしろを判断し、採用していると思います。)

自分に置き換えると、「強み」に関して言えば自分は特に現在実力になるものは持っていません。PDCAも人より遅いですし、与えられた仕事をこなすことで精一杯の部分もあったりします。この2つは、社会に出ても命取りになることは間違いないですし、自分でも改善していこうと思っています。

そんな中、外務省からの推薦も受け、スタートアップで仕事をいただけているという部分で、とにかく挑戦する能力があるのという仮説を立てました。起業家になるという夢も、理由明確化していませんが、脳裏にはありますし、そのプロセス形成の方法を知れば、たくさんの可能性が眠っていると考えています。自分の夢を描いていてもそれを行動に移さず、発言していない人もたくさん存在すると思います。自分はとにかくなんでもやってみるところから始めて、ここまできました。実際どんな人とも壁を感じずホームレスの人でさえも気軽に話しかけてしまうような性格です。これからもとにかくたくさんの人とコミュニケーションをとり、情報を集めることで、自己実現、他己実現につなげていきたいと思います。

 

4月からは日本のIT商社で働きます。インターンも残り少ないですが、
がむしゃらになんでも打ち込もうと思います。

 

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